今日は私の個人的なお話をします

ウエディングプランナーになりたいと思ったのは中学生のころ

姉の結婚式で見た父の涙が始まりでした

普段は面白くて強がりで怒ると怖いお父さん

そんな父が私の前で初めて流した涙でした

 

「こんなにも感情が動く1日を創ってくれたのはどんな人なんだろう」

 

そんなことから私の“ウエディングプランナー”という夢が始まりました

 

田舎から福岡に出てきてブライダルの専門学校に通い

夢のウエディングプランナーになることができました

それから6年

私はウエディングプランナーという仕事がどんなに幸せな仕事なのか改めて考えています

毎週怒涛のようにやってくる週末

日々の楽しい打合せ

華やかにみられがちなウエディングプランナーという仕事の裏にはたくさんの苦労ももちろんあります

「ブライダル業界って大変だよね」

「女性社会だからきつくないの？」

「仕事忙しそうだよね」

たくさん言われてきました

確かにそうかもしれません

でも、”仕事”と割り切れない幸せが毎週訪れるからこそ

この仕事は幸せなんだと思います

結婚式の打ち合わせをしながら新郎新婦様の悩みを聞き、

相談に乗り、結婚式を共に創っていく

その準備期間に壁にぶち当たることもありました

新郎新婦様の想像を形に変えること

想いを言葉にすること

簡単なようでそれがとても難しいのです

 

たくさん悩んで、たくさん考えて準備をしてきた結婚式

いざ当日

新郎新婦様の笑顔、親御様の涙、ゲスト様の笑い声、歓声

すべてが幸せな瞬間です

「あぁ、私はやっぱりこの仕事が好きだ」

毎週この思いにさせてくれるこの空間、瞬間

入場前に緊張しているお二人の姿

ウェルカムスピーチを無事終えて安堵の表情の新郎様

親御様へのお手紙を涙ながらに頑張って読む新婦様

退場してきて私に飛び込んでくるようにハグしてくれる二人の姿

一日の最後にエンドムービーを見ているお二人の後ろ姿

当たり前に見えていた景色のすべてが私の宝物だと今更ながらに感じます

夢のようなこの景色を私は一生忘れられないことでしょう

 

「ウエディングプランナーという仕事」

 

それは何にも変えることのできない一瞬を創ること

 

QUANTICでウエディングプランナーができたことを心から感謝します

 

全ての新郎新婦様、スタッフの皆様へ

「ありがとう」がたくさん伝わりますように

心を込めて

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