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Take more like
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- 2020.05.10
今日は2年前にQUANTICで結婚式を挙げられたとある新郎新婦様のお話をします。
お2人のコンセプトは「Take more like」
初めてお会いした時私が1番印象に残っているのは、ご自身が大好きな事をとてもキラキラした顔で話されている姿でした。
「結婚式をする」という事も大好きなお互いのことを思っての事だったそうです。
新郎様は「新婦様が喜ぶ顔が見たい」新婦様は「いつも迷惑ばかりかけている新郎様に感謝を伝えたい」お互いが席を立たれているときにお2人ともお2人から話してくださいました。
そんなお2人を見て、お互いの事やご自身が好きな事をもっともっと好きになって欲しいなと思いこのコンセプトになりました。
式が近づくにつれ、お2人のご友人などからもサプライズをしたい。とのご相談をたくさん頂きました。
皆さんからとても愛されている方々だと心から感じる日々でした。
ご友人様からのサプライズのDVD、サプライズのハートドロップス、新郎様から新婦様へのサプライズのプレゼント。
披露宴の中では大好きな事を伝える、皆にも好きになってもらえるように皆で楽しんでいただく。
そんな披露宴になればと思ってご準備してまいりました。
大好きな皆様と笑い合い、素敵な空間でした。
そんなお二人が1番に伝えたかったのはご両親様への感謝。
結婚式前日、いつもの様にお打ち合わせに来られたお二人はすごく疲れた顔をされていました。
「どうかされましたか?」とお伺いすると、今までに聞いたことの無いくらいの深刻な声色で新郎様がお話ししてくださいました。
「今朝4時くらいに父が脳梗塞で倒れてしまって」
それを聞いて私はどうしたら良いのか分からなくなってしまい、言葉を失いました。
結婚式をこのままするべきなのか辞めるべきなのか悩まれていましたが、お父様のお気持ちとしてはきっと、自分のせいで結婚式をやめて欲しくは無いと思う。と新婦様からのお言葉もあり、やっぱりやりたいと新郎様は決断してくだっていました。
それからのお打ち合わせでは新郎様はいつもと変わらないように話されているようでしたが、どこか上の空で、ずっと涙目でした。
つらいお気持ちを表に出さないよう我慢されている新郎様を前に、私はいつも通りふるまう事しかできませんでした。
それから結婚式当日を迎え、「会うことはできないけど、行ってきますを言いに朝から病院に行ってきました。」と新郎様は少し疲れてもいましたが、昨日よりはすっきりされたお顔をされていました。
挙式、披露宴と無事に結ばれ最後の新郎謝辞。
本来であれば新郎様のお父様にお話しいただく予定だった両家代表謝辞でしたが新郎様がすべてお話してくださいました。
新郎様は最後まで涙を流さずにしっかりと新郎の務めを果たしてくださいました。
後日お2人にお電話をしたとき、「あれからお父さんどんどん良くなって、結婚式の写真を見せながらお話をしたらとても嬉しそうにおめでとうと言ってくれました。結婚式辞めなくてよかったです。」とお話ししてくださいました。
これから先もお2人の結婚式を思い出してご家族みんなで笑いあってくれたらと心から願います。
QUANTIC
福岡県福岡市中央区天神2-3-33
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